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東洋館出版社
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放送をまた聴きたくなる
匿名 · August 30, 2024
放課後の教室で静かに読みたい一冊
これもまた一気読みさせられてしまった。帯に添えられた「困難を抱える教育現場で、この2人に見えているもの」という編集者のフレーズに見事に捉えれてしまった感覚がある。このお二人の往復書簡的作りは、単に対談をまとめたというより、13の論争”命題”を共同作業で彫り、創り出した「書の造形物」という印象である。VUCAの時代に翻弄されて、自らの進むべき道を見失っている気持ちでいる現場教師が、放課後の教室で静読しつつ一日を振り返ることで、悩みや心配をデトックスしてくれるサウナ効果をもたらしてくれそうな期待感がある高著と言えるだろう。 渡辺氏がメンターやオピニオンリーダーとして示す提言に対し、メンティーとなるだけでなく、時としてオルガナイザーのような役回りをする古館氏の回答の間に、知らず知らずのうちに実践を反芻している読者自身の姿を自覚することが出来るのではないだろうか。 たくさん抜書きしたフレーズがあるのだが、あえて一つだけ心に残るフレーズを取り出すとしたら、冒頭の”人生の経験って、すべては「磨き砂」”という渡辺氏の言葉を挙げておきたい。 サークルで輪読したり、感想交流の材料とすることよりも、放課後の教室という静謐な環境で読むことよって、手にすることが出来る本があるものだ。そんな一冊を手にすることが出来たと感じられた。
匿名 · August 28, 2024
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